韓国の競泳選手パク・テファン(朴泰桓、26)が「一度だけチャンスがほしい」と韓国国民に向けて土下座した。
韓国の競泳選手パク・テファン(朴泰桓、26)が「一度だけチャンスがほしい」と韓国国民に向けて土下座した。
韓国の競泳選手パク・テファン(朴泰桓、26)が「一度だけチャンスがほしい」と韓国国民に向けて土下座した。

パク・テファン の最新ニュースまとめ

 パク・テファンは2日午後、仁川市庁で開かれたユ・ジョンボク市長の記者会見に出席し、「水泳選手はプールで成績・結果を持って話さなければならない」として突然、ひざまずいた。禁止薬物服用の謝罪はもちろん、リオ五輪出場に対する強い意志表示だと思われる。

 先月28日、パク・テファンの師匠であるノ・ミンサン元国家代表監督が弟子の五輪出場を切実に望み、ひざまずいてから4日ぶりだ。

 この席は、ユ市長がパク・テファンがリオ五輪に出場できるよう善処を訴えるために設けられた。パク・テファンは姉インミ氏と共に、会見中ずっと重い表情でユ市長の傍に立っていた。「所感を明らかにしてほしい」という記者の質問に「国家に奉仕できるように一度だけチャンスがほしい」としてこのような行動に出た。

 ユ市長も「韓国水泳の歴史上、初めてオリンピックで金メダルを首にかけ、全国民に『わたしたちにもできる』という夢や希望を与えた」とし、「パク・テファンが本人の名誉を回復し、国威を宣揚できるよう、最後のチャンスを与えてほしい」と強調した。

 ユ市長は今後、大韓体育会にこのような意を伝達し、必要であればオンライン署名運動も検討する方針だ。

 ユ市長がパク・テファンにこうした愛情を見せるのは、パク・テファンが仁川市庁所属だからだ。

 パク・テファンは2013年3月28日に仁川市庁に入団し、2014年仁川アジア大会など数大会に出場した。

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