マーク・リッパート駐韓米国大使(43)を刃物で襲撃した容疑で起訴された、「ウリマダン独島(竹島)守り」代表のキム・ギジョン氏(56)に対し検察が2審でも懲役15年を求刑した。
マーク・リッパート駐韓米国大使(43)を刃物で襲撃した容疑で起訴された、「ウリマダン独島(竹島)守り」代表のキム・ギジョン氏(56)に対し検察が2審でも懲役15年を求刑した。
マーク・リッパート駐韓米国大使(43)を刃物で襲撃した容疑で起訴された、「ウリマダン独島(竹島)守り」代表のキム・ギジョン氏(56)に対し検察が2審でも懲役15年を求刑した。

 22日、ソウル高裁で開かれた第3回公判で検察は「この事件は高度な反米闘争の一環による事件」とし「衝動による事件として片付けてはいけない」とし、このように求刑した。

 検察は「キム氏の犯行は国家保安法上の利敵同調罪の要件を満たしている」とし「1審が無罪と判断した国家保安法違反容疑についても有罪を下してほしい」と強調した。

 これに対しキム氏の弁護人は「傷害を加えたことが利敵同調罪という主張は常識に反する」とし「漠然と北朝鮮の報道などに利敵同調を認めることは同調の概念を無限に拡大するもの」と対抗した。

 一方、裁判所は来る4月12日に裁判を開き、キム氏へ最終陳述の機会を与えることにした。

 先立って1審はリッパート大使が負った傷、目撃者の陳述などをもとに「強い加害意思で攻撃したと認められる」とし、キム氏に対して懲役12年を宣告した。

 しかし問題となっていた国家保安法違反容疑は「国家の存立、安全に実質的に危害を及ぼしたと見ることはできない」とし、無罪と判断した。


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