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インドネシアで韓国製高等練習機が墜落 要請あれば調査へ
【ソウル聯合ニュース】インドネシアのジョクジャカルタで20日に開かれた航空ショーで韓国製高等練習機T50が墜落し、操縦士2人が死亡した事故を受け、同機を製造した韓国航空宇宙産業(KAI)は21日、インドネシア政府の要請があれば事故原因調査などの現地活動を行うと明らかにした。 KAI関係者は「インドネシア政府が事故機のブラックボックスを分析し、操縦士のミス、機体の整備不良など、多角的な方向から事故原因を調査している」と説明。その上で、「要請がなければKAIが直接調査することはできない」とした。 同関係者によると、要請があった場合、すぐに着手できるよう20日に関係者を現地に送ったという。 KAIは2013年からインドネシアに改良したT50を16機納入した。インドネシアは8機を曲芸飛行用として使用し、このうち1機が墜落した。 韓国空軍は現在運用中の48機のT50に対する点検を開始した。 国防部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官は事故について、死亡した操縦士2人に対して深い哀悼の意を表わすとした上で、「インドネシア当局からKAIに要請があれば直ちに支援するように準備している」と説明した。 yugiri@yna.co.kr