国防部の韓長官(資料写真)=(聯合ニュース)
国防部の韓長官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備問題をめぐり、THAADを開発した米ロッキード・マーチンの副社長が韓米政府が公式、非公式の話し合いを行ったと発言したことについて、韓国国防部の韓民求(ハン・ミング)長官は30日、「議論があったという事実はない」と述べた。 韓長官は同日午前、国会国防委員会の全体会議で野党議員から質問を受け「THAADをめぐり米政府内で意思決定されていないと承知しているため、韓国に(THAAD配備を)要請してきた事実はない」と説明した。 国防部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官も同日の定例記者会見で、THAADの韓国配備問題について「韓米政府間で協議していない」と述べた。 ロッキード・マーチンで航空・ミサイル防衛を担当する副社長は29日(米東部時間)、ワシントンで記者会見を開き、政策的なことには言及できないとした上で、「今、両国の政策当局者の間で議論が進行中ということだけは確認に応じることができる」と話した。現在の議論は初期段階で、進展状況については「まだ聞いていない」という。 sjp@yna.co.kr
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