韓国の全人口のうち65歳以上が占める割合が、9.2%まで上昇していることが分かった。行政自治部が11日、住民登録の電算資料や人口分布現況などを分析しまとめた統計資料を発表した。

 それによると、全国の住民登録人口は8月29日現在4891万9000人で、2003年12月31日の4838万5000人に比べ1.1%の増加にとどまった。同期間に最も人口が増加した地域は京畿道で、最も減少した地域は全羅北道だった。ソウル市は2003年から3年連続で人口が減少していたが今年に入って増加に転じ、1019万1000人となっている。

 全国の平均高齢化率は8月29日現在9.2%で、2003年末の8.1%に比べ1.1ポイント上昇した。全羅南道の高齢化率が16.1%で最も高く、産業都市の蔚山市が5.5%で最も低かった。

 また、2003年1月1日から2005年12月31日までの3年間でみると、人口に対する出生申告率は年平均1.0%にとどまった。京畿道と済州道が1.1%で平均をわずかに上回り、釜山市が0.8%で最低を記録した。

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