先月28日のソウル道谷洞ジンソン女子高前。学校の塀を飛び越える女子高生がカメラの中に入ってくる。塀から落ちてきてふいに重なった唇。その感触は甘い。
チョン・ダビンがソン・スンホンの唇を奪った。多くの女性たちが羨ましがる。それは映画『あいつはカッコよかった』(監督:イ・ファンギョン/制作:BMフィルム・LTピクチャーズ)。チョン・ダビンがソン・スンホンを“襲い”彼の唇を奪った。
この日のチョン・ダビンはワイヤーに吊るされ、ソン・スンホンの上に落ちながら唇を奪う“難度の高い飛行キス”を敢行した。しかし、何度も空振り。ソン・スンホンの唇を正確にキャッチできない。リハーサルを含めて15回以上も繰り返し撮影された。また、唇が重なったシーンを様々な角度からカメラに収めなければならなかったため、彼らはしばらく唇を重ねていなければならなかった。この日の撮影は、チョン・ダビンが授業をサボろうと学校の塀を乗り越こえ、塀の下にいたソン・スンホンの上に落ちてしまう。その時、偶然に唇が重なってしまった…とういうシーン。作品中、ソン・スンホンとチョン・ダビンのファーストキスとなるこの日の撮影は、2人の間に恋が芽生えるきっかけになる、重要な場面である。
これにソン・スンホンは「ちょっと襲いすぎじゃない?」と冗談を飛ばし、現場は笑いの渦となった。また、撮影現場にいた大勢の女子高生は、羨ましさと嫉妬の混ざったような視線で撮影を見ていた。
クィ・ヨニのインターネット連載小説を映画化した『あいつはカッコよかった』は「キングカー」(ソン・スンホン)と平凡な女子高生(チョン・ダビン)のロマンスを描いた映画で、6月の公開を目標に、現在、追いこみ撮影に入っている。
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