韓米両国は10日、在韓米軍の防衛費分担に関する第4回交渉を行ったが、双方の見解は大きく食い違い、合意には至らなかった。交渉は11日に続開される。

 この日の交渉で、韓国側は防衛費分担金の削減を、米側は増額を主張し、激しく対立したという。政府当局者は、両国の意見調整は難しい作業になると述べているが、来年度からただちに履行される協定のため、国会の批准同意が必要なことを考慮しても、年末までには合意に持ち込みたいとしている。

 韓米両国はこれまで、5月22日~23日にハワイ、6月20日~30日にワシントン、8月9日~10日にソウルで交渉を行った。韓国政府は在韓米軍の削減や再配置を考慮し、2005~2006年度の年間防衛費分担金6804億ウォンについて減額が必要との立場を示している。

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