ソウル日本大使館前の「平和の少女像」、従軍慰安婦を象徴している。(提供:news1)
ソウル日本大使館前の「平和の少女像」、従軍慰安婦を象徴している。(提供:news1)
韓国の済州島にまたも「平和の少女像」が建てられる。

済州島は「韓国の沖縄」と言われている韓国最南端の島で、観光地としても有名。韓国国内の新婚旅行地としても有名で、日本や中国から訪れる観光客も多い島だ。

9日、「2015済州、大学生が建てる平和碑建立推進委員会」が会見を開き、計画を発表した。済州島の日本総領事館の前の広場に、従軍慰安婦を象徴する「平和碑」と「平和の少女像」を設置するとのこと。

材料は済州特産の玄武岩で、「済州4・3事件」を象徴するツバキの花の彫刻、済州島の海女の象徴などが設置される。済州4・3事件とは韓国独立の直後、アメリカ軍政や韓国政府に対抗した抵抗運動のことだ。当時は「反乱」と認識され、過激な鎮圧により、日本にまで逃げ込んだ済州島民も多かった。

済州の日本総領事館前の広場に設置される予定で、日中韓の首脳会談の前に、またも外交問題が起きそうだ。
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