国防部は1日、南北軍事実務会談を2日午前10時から、板門店・北朝鮮側の統一閣で開くと明らかにした。北朝鮮側が電話通信文を通じ軍事実務会談の開催を提案したのを受け入れた。

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 北朝鮮は合意済みの「軍事的合意」に関し討議するためだと記しただけで、具体的な理由などは明らかにしていないようだ。そのため軍当局や政府は北朝鮮の提案を受け入れるかどうか迷ったが、まずは会談開催に応じることにした。会談には韓国から国防部の文聖黙(ムン・ソンムク)北朝鮮政策チーム長、北朝鮮はパク・キヨン団長代理がそれぞれ首席代表として出席する。双方2人ずつでの会談になるという。

 軍事実務会談は5月中旬に板門店で第4回将官級軍事会談が開催されて以来、5か月ぶりとなる。北朝鮮はミサイル発射2日前の7月3日、南北将官級軍事会談に向けた実務接触会議を開くことを電話通知文で提案してきた。しかし同月5日にミサイルを発射、韓国は翌6日に北朝鮮に対し遺憾の意を示すとともに、時期が適切でないと回答して実務接触を事実上拒否した。

 南北当局が接触するのは、ミサイル発射で緊張感が高まる中で開かれた7月11~14日の南北閣僚級会談以降初めてで、高い関心を集める。

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