韓国サッカー代表キ・ソンヨン、 「ブラジルW杯後空港での“飴洗礼”衝撃的だった」

ファンの愛を一身に受けていたが、同時に議論の中心にもなったキ・ソンヨン（27、スウォンジー・シティ）が長い時間が過ぎ、振り返った過去について自身の考えを伝えた。

キ・ソンヨン の最新ニュースまとめ

　韓国代表チームの主将であり、韓国人プレミアリーガーとして活躍しているキ・ソンヨンはサッカーマガジン番組SBS「フットボールマガジン　ゴール！」に出演し、韓国代表としてプレーしながら感じていた点を告白した。SNSに投稿した文章などにより非難の対象となった過去を振り返り「成熟した行動ではなかったようだ」と打ち明けた。

　「（代表チームの活動に）誹謗中傷や議論、論争が自身を取り巻いた」とし過去のゴールセレモニー問題、監督との不和疑惑などについて進行者が口を開くと、キ・ソンヨンは「過ぎた話だが監督とのそのような出来事も、代表チームに対する愛情が過度に（表現）されたものだ」と説明した。

　「今考えてみれば、当然僕が間違っていた」と述べた後、彼は「精神的に成熟できていなかった」と後悔の気持ちを表した。「過剰な愛情だったが代表チームへの愛情は常に同じだ」という言葉で切ない思いを伝えることも忘れなかった。

　「本人が傷付いたことはないのか」という質問には「一番心が痛かったのは、ブラジルW杯を終えて帰国した空港で、”飴の洗礼”を受けたこと」と率直に応え、「そのことは忘れられない。本当に衝撃を受けた」と淡々と話した。