ソウル市のキム・チャンボ保健企画官はこの日、ソウル市庁でブリーフィングを開き「市が昨日(4日)発表したA氏関連の全ての記録と情報は、全面的に保健福祉部から通知された内容に基づいたもの」とし「万一A氏の言葉通り、事実と異なることがあるのなら、保健福祉部の疫学調査結果の客観性の可否をもう一度確認しなければならない」と述べた。
キム企画官はA氏が「症状を知っても不特定多数と接触していたのではない」と述べたことについては「本人が感染したかどうかを知っていたのか、そうでないのかが(重要なことではなく)実際に客観的な症状があり、そのような状態で大衆と接触したことが重大な問題である」と指摘。また、「市は彼が強制隔離された状態で歩き回ったという内容の発表をしたことはない」とも反論した。
キム企画官は「A氏の不安を理解する。A氏も1人の犠牲者であり、市も非常に残念に思う」としながらも「A氏に深い慰労をささげ、治療のために必要な全ての支援をする」と述べた。
一方、パク・ウォンスン市長は前日、緊急記者会見を開き「35人目のMERS感染患者A氏が地域再建築組合総会と病院シンポジウムなどの行事に数回参加し、市民約1500人と接触した」と発表した。
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