青瓦台の関係者はこの日午前、「パク・ウォンスン市長の昨夜の発表内容をめぐり、関係する人々の間で話が食い違い、不安と混乱が大きくなっており、非常に懸念されている」と述べた。
先立ってパク・ウォンスン市長は前日夜、緊急ブリーフィングで「去る1日、MERS感染判定を受けた『35人目の患者』が先月27日、MERS疑いのある者と判明し、自宅隔離措置されたにも関わらず、感性判定直前におよそ1500人と直接的もしくは間接的に接触したという事実がわかった」と明かした。
ソウル市によると35人目の患者は14人目の患者と接触した医師で、MERS疑いのある患者として自宅隔離を通知したが、症状がわずかで警戒心を持たず、先月30日某再建築シンポジウムに参加したとした。
しかし青瓦台の関係者はこの日「パク・ウォンスン市長の昨日の発表内容と福祉部が説明している内容、そして35人目の患者のメディアインタビューで相違する点が発見された」とし「福祉部では2日、再建築の集会に参加していた人々のリストを要請したがまだ受け取っていなかった状態」と説明した。
また「ソウル市と福祉部では3日、この部分について議論し、(集会参加者)リストが入手されれば、必要な措置をとることにしていたと把握している」と述べた。
つまり、福祉部が35人目の患者の問題を確認してソウル市と共にその対策を議論していた状況でパク・ウォンスン市長の一方的な発表がおこなわれたということだ。
青瓦台の関係者は続けて「ソウル市や福祉部がこのような深刻な事態に関してお互いに緊密に協力し、より正確な内容を国民に知らせて、不安や不必要な誤解がないように慎重を期さなければならない」とし「(MERSと関連した)政府の措置も国民にきちんと知らせ、不必要な誤解が広がらないことを願う」と述べた。
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