【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は27日早朝、南米4カ国歴訪を終え帰国した。 16日からコロンビアとペルー、チリ、ブラジルの4カ国を訪問。各国の首脳らと会談し、トップセールスを展開した。 青瓦台(大統領府)はトップ外交のネットワークを南米まで拡大することで韓国の環太平洋外交を強化し、成長が続く南米諸国と▼高付加価値の創出▼共同市場の構築▼知識・経験の共有などパートナーシップの構築――に向けた重要な道しるべを設けたと評した。 朴大統領は歴訪中、体調を崩していた。同行した青瓦台広報首席秘書官室の田光三(チョン・グァンサム)春秋館長によると、朴大統領は帰国直前に主治医から、へんとうが腫れ高熱と腹痛もあるため安静にするほうがいいと言われた。このため、通常は帰国時の機内で行う同行記者団との懇談を省いた。 帰国後も山積する国内懸案のために十分な休養を取る余裕はなさそうだ。特に建設会社前会長が朴大統領の側近らに多額の現金を渡したという疑惑は、国政の推進を妨げかねない。この疑惑に絡み、李完九(イ・ワング)首相が朴大統領の歴訪中に辞意を表明した。辞表の処理や後任選びなど、朴大統領の対応に注目が集まる。 mgk1202@yna.co.kr
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