【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が16日、建設・開発会社「京南企業」の成完鍾(ソン・ワンジョン)前会長が多額の現金を渡したとする有力政治家の一人として名指しされた李完九(イ・ワング)首相の去就などについて、「(中南米歴訪を終え)戻ってから決定する」と述べた。この日青瓦台(大統領府)で朴大統領と会合した与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が、記者団らに対し明らかにした。 朴大統領との会合で、金代表が李首相の疑惑をめぐり党内外から噴出する意見をそのまま伝えたところ、朴大統領はこのように答えたという。 朴大統領が中南米歴訪から帰国するのは今月末となる。そのころには李首相の進退を含め、この疑惑に対する措置が取られることを示唆したものといえそうだ。 金代表によると、朴大統領は「疑惑を完全に解消できる道ならば、いかなる措置でも検討する用意がある」とも述べ、これを不正腐敗根絶の政治改革の契機にすべきだと繰り返し強調した。 mgk1202@yna.co.kr
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