フィッシングとは、金融機関または公共機関を偽って電話やメールなどによってインターネットサイトでパスワードなどを入力するように要求し、金融情報を抜き取るもの。
報道によると、東京で押収されたサーバーには韓国人と見られる約300名分のIDとパスワードがあり、送金に悪用された可能性があると日本の警察は見ているという。
警察は、中国人詐欺グループがサイト開設に関与していると見て、3月に韓国の金融機関に解析結果を通告し、韓国の捜査当局とも連携して被害者の特定作業を進めていた。
サーバーからはウリ銀行とハナ銀行、国民銀行、外換銀行など韓国の8つの銀行と郵便局のフィッシングサイトが発見された。警察は、昨年11月に他の容疑で捜索した東京・豊島区のサーバー業者「SUNテクノ」からサーバーを押収した。
フィッシングサイトは全て韓国語で2012年に作られていた。銀行の正規サイトに似せて、氏名と住民登録番号、パスワード以外にもインターネットバンキングのIDとパスワードなどを入力するようになっている。
警察は、中国の詐欺グループが日本の中継サーバーを足場として発信元が特定されないようにした後、韓国のインターネットバンキング利用者の情報を盗み、記録を削除した痕跡もあり、被害者はさらに増える可能性もあると見ている。
サーバーにはポータルサイト「NAVER」のニセサイトもあった。この偽造サイトに接続すると、金融監督院の画面が表示される。保安対策で認証手続きを利用する銀行を選択するように要求し、クリックをすると各銀行のフィッシングサイトにつながるようになっている。
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