【ソウル聯合ニュース】太平洋戦争中に女子勤労挺身隊として、日本の機械メーカー不二越(富山市)で労働を強いられた韓国人女性5人が、同社に合計5億ウォン(約5500万円)の損害賠償を求める訴えをソウル中央地裁に起こした。韓国の市民団体、太平洋戦争被害者補償推進協議会が8日、明らかにした。 同地裁は昨年10月、元隊員の韓国人女性13人と死亡した元隊員の遺族18人が不二越に損害賠償の支払いを求めた訴訟で、1人につき8000万ウォンから1億ウォンを賠償するよう同社に命じる原告一部勝訴の判決を下した。 今回の原告は、強制労働の過程で受けた精神的、肉体的苦痛に対しても賠償すべきだとして、提訴に踏み切った。 hjc@yna.co.kr
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