古巣ソウル復帰の韓国代表パク・チュヨン 「ファンへ思い出を残したい」

2008年、フランスASモナコへ移籍した韓国代表パク・チュヨン（29）が、古巣のFCソウルへ帰って来た。7年ぶりに復帰したパク・チュヨンがソウルファンのために特別な思いを明かした。

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　FCソウルは10日、パク・チュヨンとの3年契約を発表。そしてきょう（11日）、ソウルW杯競技場でパク・チュヨンの入団記者会見を開いた。

　背番号91のユニフォームを受け取ったパク・チュヨンは「ソウルに復帰できるようにバックアップしてくれた監督、チームに感謝申し上げる。個人的に容易ではない選択だったが、監督のアドバイスによって決断した。大きな力になった」とし、「言葉よりは、グラウンドでの競技力でお見せしたい」と心境を述べた。

　2005年、FCソウルへ入団したパク・チュヨンは、驚くべき技量を発揮してサポーターの心を掴んだ。本人もまた、これを記憶している。

　「FCソウルは僕にとって、特別なチーム。初めてプロ生活をスタートした場所であり、ヨーロッパ進出にも大きな助けとなった。いつも心の中には、引退はソウルで、との思いが強かった」と語ったパク・チュヨン。「サポーターが大きな思い出をくれた選手生活を終える場はここ。僕がファンへ思い出を残してあげたい」と思いを語った。

　また、コンディションについては「昨年12月中旬まで試合に出ていた。その後もトレーニングを着実に続けていた。今後さらに練習に力を入れ、コンディションを上げて試合に臨みたい」と伝えた。