韓国トイレ協会の会長を務める与党開かれたウリ党の沈載徳(シム・ジェドク)議員は6日、ロシア・モスクワで開かれた第6回世界トイレサミットに出席し、清潔なトイレの必要性を語り、来年ソウルで世界トイレ協会の創立総会を開催する予定だと明らかにした。
 世界トイレサミットは、世界トイレ機関(WTO)が毎年加盟国が持ち回りで開催している会議で、今年は韓国や日本、中国、ドイツなど20カ国余りの代表が出席した。

 沈議員は、2002年の韓日サッカー・ワールドカップ(W杯)に向け清潔なトイレを通じて韓国のイメージを改善するという趣旨から、1999年に韓国トイレ協会を発足させた。今年のサミットでは「全世界の26億人が不潔なトイレ環境で生活している。そのため毎年200万人以上が感染症で命を落としている」と強調した。清潔なトイレ環境を全世界に広げるため、理事会や事務局など体系組織を持つ国際機関が必要だとし、来年11月にソウルで世界トイレ協会の創立総会を開催する予定を明らかにした。日本や中国をはじめとする約10カ国が賛同の意思を示しているという。

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