【ソウル聯合ニュース】韓国の中央選挙管理委員会は24日、国会議員選挙で圏域別比例代表や小選挙区で当選者にどれだけ肉薄したかを示す惜敗率を導入し、小選挙区の議員定数を削減する一方、比例代表を2倍近く増やすことを柱とする政治関係法の改正意見を国会に提出した。 改正意見では、全国を6圏域に分け、小選挙区に出馬した候補者も圏域別比例代表の候補に登録できるようにした。また、小選挙区と比例代表のいずれも立候補したが小選挙区で落選した候補者のうち、高得票を獲得した落選者は各政党の圏域別比例代表の配分議席数に基づき、比例代表で復活当選できる惜敗率の導入を提案した。ただ、小選挙区での得票数が有効投票数の3%に満たない場合や、所属政党が該当圏域で小選挙区の当選者の20%以上を占める場合は当選できないとした。 圏域別比例代表の導入により、比例代表の定数は倍増することになる。現行では議員定数300のうち、小選挙区が246、比例代表が54となっているが、比例代表を約100まで増やし、小選挙区は約200に減らすことを提案した。  kimchiboxs@yna.co.kr
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