セクハラの元国会議長に有罪判決＝韓国地裁

【原州聯合ニュース】韓国の春川地裁は１６日、ゴルフのラウンド中にキャディーにセクハラ行為をし、強制わいせつの罪で起訴された与党セヌリ党の常任顧問で、元国会議長の朴ヒ太（パク・ヒテ）氏（７６）に懲役６月、執行猶予１年の判決を言い渡した。また性犯罪者治療プログラムを４０時間履修するよう命じた。　地裁は「性暴行は重大な犯罪であり、（被害者が）告訴を取り下げても処罰することができるように刑法を改正したのは、厳格な処罰を求める国民の意思を反映したもの」と指摘。「被告人は競技開始から９ホールまで身体接触をやめず、被害者が感じた性的羞恥心は大きいと判断される」と説明した。　その上で、執行猶予を付けた理由について、被害者が処罰を望んでおらず、被告も罪を認めるなど反省している点や、被告が高齢で前科もないことを考慮したと説明した。 yugiri@yna.co.kr