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証言訂正の脱北者 今後も人権運動を継続
【ソウル聯合ニュース】自伝「北朝鮮 14号管理所からの脱出」や国連理事会で北朝鮮の人権侵害の実情を証言した北朝鮮脱出住民(脱北者)の申東赫(シン・ドンヒョク)氏が15日、自身のフェイスブック(FB)で「重要なのはその日がくる時まで私が中断することも、屈服することもないことを北の政権に見せることだ」と掲載し、北朝鮮の人権状況改善に向けた運動を今後も続けていく意向を明らかにした。 申氏は2012年に出版した自伝で、13歳の時に政治犯収容所からの脱出に失敗して拷問を受けたと記したが、20歳の時のことだったとするなど、自伝の内容の一部を訂正した。これに対し、北朝鮮は申氏の証言を採用して作成された国連調査委員会の報告書や人権非難決議は無効との主張を繰り返している。 申氏は証言内容の訂正が政治問題化した先月、人権運動をやめる可能性を明らかにしていた。 yugiri@yna.co.kr