元慰安婦の女性の話に耳を傾ける趙兌烈第2次官(中央)=6日、広州(聯合ニュース)
元慰安婦の女性の話に耳を傾ける趙兌烈第2次官(中央)=6日、広州(聯合ニュース)
【広州聯合ニュース】韓国外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官は6日、旧正月(今年は2月19日)を前に、旧日本軍の慰安婦にされた被害女性が共同生活するソウル近郊の社会福祉法人「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪問した。 趙次官は「今年は光復(日本植民地支配からの独立)70周年、韓日国交正常化50周年に当たり、両国だけでなく朝鮮半島の未来のために歴史的にも非常に重要な年だ」とした上で、韓日が慰安婦問題を含め全ての問題を正しい歴史認識に基づき解決しようと努力していると述べた。 被害者5人と面会した趙次官は一人一人の証言に耳を傾け、被害者の名誉と自尊心の回復に向け「最善を尽くす」と力を込めた。 慰安婦問題などを話し合う韓日局長級協議については「これまで大きな進展はなかったが、今年は非常に重要な年なので、問題解決に向け新たな心で努力を始めた。可能な限り全てのチャンネルを通じて、この問題が単なる韓日間の歴史問題ではなく普遍的な人権レベルの問題だということを訴え続けていく」と述べた。 hjc@yna.co.kr
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