2日、韓国挺身隊問題対策協議会(以下、挺対協)によると慰安婦被害者A氏が先月31日に亡くなったという。
挺対協の関係者は「A氏は生前、被害事実が公開されることを望んでおらず、家族も同様にA氏の具体的な個人情報は明らかにできない」と伝えた。
先立って先月26日には慰安婦被害者のファン・ソンスン氏が享年89歳で死去した。
ファン氏は約3年間、慰安婦生活をしていて解放後、故郷に戻ってきたが脳梗塞や糖尿などの病と貧困に苦しみ、大変な人生を送った。そして、老衰でこの世を去り、周囲には悲しみが広がっている。
ファン氏に続きA氏も亡くなり、現在、韓国政府に登録慰安婦被害者238人のうち生存者は53人となった。
挺対協の関係者は「1日も早く従軍慰安婦問題が解決され、年をとった被害者たちが真の解放を迎えることができるように、協力を望む」と述べた。
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