“ナッツ・リターン”事件で逮捕された趙顕娥前大韓航空副社長(左)の妹・趙顕旻大韓航空専務が、姉に「必ず復讐する」というメールを送信していたことがわかり、物議を醸している。(提供:news1)
“ナッツ・リターン”事件で逮捕された趙顕娥前大韓航空副社長(左)の妹・趙顕旻大韓航空専務が、姉に「必ず復讐する」というメールを送信していたことがわかり、物議を醸している。(提供:news1)
“ナッツ・リターン”事件で30日に拘束・逮捕された趙顕娥(チョ・ヒョンア)前大韓航空副社長(40)の妹・趙顕旻(チョ・ヒョンミン)大韓航空専務(31)が、姉に「必ず復讐する」というメールを送信していたことがわかり、物議を醸している。

 チョ・ヒョンミン専務は報道が流れた直後にこれを認め謝罪したが、非難は継続している。

 韓国メディアは30日、裁判所と検察関係者の言葉を引用し、「チョ・ヒョンミン専務は、姉であるチョ・ヒョンア前副社長が(捜査のため)ソウルの西部地方裁判所に出向いた17日ごろ、『必ず復讐する』という内容のメッセージを送った」と報道した。

 これは、検察調査で事件調査のために押収されたチョ・ヒョンア前副社長のスマートフォンで確認され、30日の逮捕状の請求審査に提出された捜査資料に含まれていたとされる。

 復讐の対象は正確ではないが、今回の事件を世に知らせた人物たちを念頭に置き、同メッセージを送ったのではないかという推測が出ている。

 問題が大きくなるとチョ・ヒョンミン専務は31日、自身のTwitterに、「今朝の新聞に報じられた記事のために、本当に申し訳ない気持ちだ。すべて、子どもじみた私の過ち」と綴り、謝罪した。

 一方の姉チョ・ヒョンア前副社長は30日夜、ソウル南部拘置所に収監された。

 31日、関係者によると、30日夜に拘束令状が発布となり拘置所に収監されたチョ・ヒョンア前副社長は、他の新入り収監者ら4~5人と共に過ごしたという。

 チョ・ヒョンア前副社長が一晩過ごした場所は、初めて収監された人物が拘置所内で適応するために用意された空間で、通常4~5人程度が共に生活する。チョ・ヒョンア前副社長もやはり別の収監者らと同じく、同場所で教育を受けた後、独房か4~5人を収容する部屋に移されるものと見られている。

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