産業資源部の鄭俊石(チョン・ジュンソク)貿易投資政策本部長は31日、今年の輸出目標は達成できるが、来年は世界的な景気の影響で輸出は鈍化するとの見通しを示した。民放のラジオ番組に出演して述べたもので、経済協力開発機構(OECD)の景気先行総合指数が落ち込んでおり、主な外国投資銀行も世界経済成長率が今年の4.1%から来年には3.4%に低下すると予想するなど、来年の世界景気鈍化が懸念されると指摘した。

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 こうしたことから、中小企業の為替変動保険の規模拡大や、保険料支援、海外市場マーケティング支援などの政策を推進していると説明した。また、原油価格の高騰が続いていることから、オイルマネーを持つ中東や北アフリカへのプラント輸出や情報技術(IT)輸出を拡大するなど、輸出市場の多角化戦略も強化している。

 今年の輸出見通しについては、昨年よりも1か月早く2000億ドルを突破したことから、11月末から12月初めにかけて3000億ドルを超え、年間では当初目標の3180億~3200億ドルを達成できるとの見方を示した。

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