8月29日午後6時半より東京・イイノホールにて、大ヒット映画『トンマッコルへようこそ』の試写会が開催され、出演者のシン・ハギュン、チョン・ジェヨン、カン・ヘジョン、そしてパク・クァンヒョン監督が参席し、舞台挨拶を行った。

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『トンマッコルへようこそ』は敵対する南北の兵士がトンマッコルの村人との交流を通じ、戦うことをやめ、人種・国籍に関係なく笑顔になっていく様子を描いた感動作。2005年に韓国で公開され、斬新で感動的なストーリーが口コミで広がり、国民の6人に1人が観たという大ヒットを記録。また、『もののけ姫』や『ハウルの動く城』を手掛けた久石譲が音楽を担当したことでも話題となった。

出演者・監督が壇上に上がると、会場に集まった500名ほどのファンから黄色い歓声が飛び交った。映画の日本公開に関し、北の人民軍のリーダーを演じたチョン・ジェヨンは、「今まで日本で公開された韓国映画の中でも、1番うまく行く作品ではないか」と期待を表した。また、よく日本に来るというカン・ヘジョンは、「日本には来すぎていて、新鮮さとかは感じない。昨日も友達に会って誕生日を祝った」と語り、前日も酒を飲んだというシン・ハギュンは、「日本の酒はおいしいから、今日も舞台挨拶が終わったら早く飲みに行きたい」と、会場の笑いを誘った。

本作がデビュー作ながら、数々の賞を受賞したパク・クァンヒョン監督は、映画の魅力について「戦争をしないで、いかに平和に暮らすかということを教えている映画」と語り、チョン・ジェヨンは韓国で大ヒットに繋がった理由を「僕が出てるから」とジョークを飛ばした後、「今までの暗い戦争映画とは違い、軍人の純粋な心を描いている。現代人に、もう1度立ち止まって平和について考えてほしい。独特な試みの映画だ」とアピールした。

映画『トンマッコルへようこそ』は、来たる10月28日、日本公開予定。


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