ソウル中央地検捜査チームは17日、パク・グァンチョン警視正(写真)が「パク・ジマン尾行報告書」を自ら作成した事実を確認した。(提供:news1)
ソウル中央地検捜査チームは17日、パク・グァンチョン警視正(写真)が「パク・ジマン尾行報告書」を自ら作成した事実を確認した。(提供:news1)
「朴志晩(パク・ジマン)尾行説」を報じた時事ジャーナルの名誉毀損容疑を捜査中のソウル中央地検捜査チームは17日、パク・グァンチョン警視正が「パク・ジマン尾行報告書」を自ら作成した事実を確認した。

 検察関係者は「パク・ジマン会長からパク・グァンチョン警視正が作成した尾行報告書を提出され、捜査中だ」と述べた。

 検察によると、パク・グァンチョン警視正は自身が作成したA4用紙3~4枚ほどの尾行報告書を、朴槿恵(パク・クネ)大統領の実弟でありEGグループのパク・ジマン会長の側近を通じてパク会長に伝えたという。

 検察は、前日に逮捕したパク警視正から尾行報告書を作成したという陳述を確保し、報告書に言及されている人物など3~4人を参考人として召喚し、調査中。

 パク警視正が作成した尾行報告書には、尾行を実際に行なったという人物と、尾行説を誰かに伝え聞いたという情報流通過程と、流通者の実名が含まれている。

 検察は、パク会長は知人らを通じて自身の尾行説が広がるのを収まらせたが、朴大統領元側近のチョン・ユンフェ氏が尾行を指示したという決定的なきっかけは、パク警視正が作成した尾行報告書だと見ている。

 パク警視正は、大統領府文書100件ほどを外部に流出した容疑(大統領記録物管理法違反及び公用書類隠匿)で16日に検察に逮捕された。

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