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いじめ被害が減少傾向 校内での発生率は増加=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国教育部は27日、同部が全国の市と道の教育監(教育庁トップ)と共同で全国の小学校4年生から高校2年生までの約434万人を対象に、9月15日から10月24日まで実施した「2014年2次学校暴力実態調査」の結果を発表した。 学校暴力は学校の内外やインターネット上で児童生徒を対象に発生した傷害や脅迫、また強要や仲間はずれなどにより、心身や財産に被害を与える行為と定義される 回答に応じた410万人のうち、学校暴力の被害を受けたことがあると答えた児童生徒は4万8000人(1.2%)で、1次調査(3月23~4月20日)に比べ0.2ポイント減少した。 2012年は1次調査で12.3%、同2次で8.5%、2013年は1次で2.2%、同2次で1.9%、今年は1次で1.4%と減少を続けている。 被害を受けたと答えた児童生徒の割合は小学生1.8%、中学生1.1%、高校生0.6%で、低学年であるほど高かった。 男女比では男子児童生徒が1.4%で、女子(0.9%)より多かった。 被害の内容では、言葉の暴力が35.4%で最も多く、集団での無視(16.8%)、暴行(11.8%)、ストーカー行為(10.1%)、ネットいじめ(9.9%)、金品恐喝(7.6%)の順となった。 被害の件数は1次調査時の12万9000件から10万件に減少した。 加害者のうち72.1%が、同じ学校の同学年の児童生徒だった。 加害者となった経験があると答えた児童生徒は2万3000人で1次調査時より4000人減った。 また、学校暴力は減少傾向にあるが、学校内での発生率は増加したことが分かった。 学校内で被害を受けたと答えた回答者は1次(67.9%)より6.9ポイント増えた74.8%となった。 yugiri@yna.co.kr