17日夕方、ソウル近郊の野外広場で起きた換気口崩落事故において、京畿道と城南市の自治体とイベント主管であるメディアのedailyが“イベントの主催は誰か”でもめており、市民はひんしゅく。(提供:news1)
17日夕方、ソウル近郊の野外広場で起きた換気口崩落事故において、京畿道と城南市の自治体とイベント主管であるメディアのedailyが“イベントの主催は誰か”でもめており、市民はひんしゅく。(提供:news1)
17日夕方、ソウル近郊の京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市板橋(パンギョ)新都市ユースフェイス野外広場で開かれた「第1回板橋テクノバレー祭」を祝賀公演の途中で起きた崩落事故の収拾に余念がない中、別の問題が発生して、市民からひんしゅくを買っている。自治体とイベント主管側が“イベントの主催は誰か”でもめているというのだ。

キム・ナムジュ の最新ニュースまとめ

 京畿板橋換気口崩落事故対策本部は、事故が発生した17日夜に盆唐(ブンダン)区庁で会議を開き、「第1回板橋テクノバレー祭」のポスターなどにイベント主催が「京畿道」と「城南市」と書かれていることについて、「イベント主管側が任意で記載した」と明らかにした。

 キム・ナムジュン対策本部代弁人は「今回のイベント主管であるメディアのedailyが事業の便宜のため二つの機関の検討や同意もなく任意で主催者として京畿道と城南市の名称を使用した」とし「ただ、京畿道科学技術振興院は1960万ウォンの支援を決定したが、現在未払いの状態だ」と述べた。

 続けて「京畿道と城南市は今回のイベントに関してedailyから主催者になってほしいという要請をうけたことはない」と念を押した。

 主管のedailyは18日午後、自社のHPで解明文を掲載し、対策本部の主張に反論した。

 edailyは「京畿道と京畿道科学技術振興院、城南市、そしてedaily・edailyTVは、イベントを板橋テクノバレー地域の人たちが文化を享受して社会に貢献できる文化芸術祭りに拡大していくことに合意した」と明らかにした。

 さらに「一部で主張しているように、弊社は京畿道と城南市の主催機関名称を盗用することはなく、京畿道の傘下機関である京畿道科学技術振興院と城南市の合意を通じて決定された事項だ」と述べた。

 実際にedailyが解明文とともにHPに掲載した京畿道と京畿道科学技術振興院の報道資料には「京畿道と京畿道科学技術振興院が祭りを開催する」と書かれている。

 しかし事故収拾の最中、イベント主催について両者が攻防を繰り広げている姿に、一部の市民から「今から責任逃れのためにやっているのか」と批判の声が上がっている。

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