自身初となるジャパンツアーはアルバムタイトル「2014 S/S -Japan Collection-」の文字通り、シティーボーイ、スタイリッシュなど「WINNER」のキーワード、ブランディングを全面に打ち出したファーストライブツアー。衣装もさることながら、全編を通してファッションショー的な演出と、NYのネオン街、ショー劇場などをイメージした舞台演出の中で、彼らが全曲作詞、作曲に参加したアルバムの世界観を見事にライブ/ダンスで表現している。
会場を埋め尽くしたファン2600人の熱気や興奮に包まれる中、前述のようなスタイリッシュな演出でライブがスタート。メンバーが一人ずつ、スモークの炊かれたステージに現れるたびに、悲鳴のような大歓声が巻き起こる中、ランウェイを歩くモデルのように、クールな表情で颯爽とウォーキングをする彼らのカッコよさに早くもハートをわしづかみにされたファンの目がくぎ付けに。そして5人がそろい、「WIN:Who Is Next」で彼らを“WINNER”へと導いた「GO UP」が流れると、ファンの掛け声が大きく響き渡り、オープニングから異様な盛り上がりで、会場は一気にヒートアップ。その勢いのまま「LOVE IS A LIE」になだれ込み、ボルテージは上がりっぱなし。
他にも、「日本の皆さんともっと共感できるように準備しました」と日本のヒット曲のカバーも歌唱。スンユンとテヒョンの美しいハーモニーで猿岩石の「白い雲のように」を、そして5人全員で楽しくキュートなダンスをしながら、久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」を歌い、ファンも一緒に合唱する等会場が一体となるステージを繰り広げたかと思うと、圧倒的な歌唱力、洗練されたパフォーマンスでヒット曲「EMPTY」「COLOR RING」など全19曲を歌い上げ、MCもすべて日本語でこなし、ファンを魅了したWINNER。