閉幕式の模様=(聯合ニュース)
閉幕式の模様=(聯合ニュース)
【清州聯合ニュース】「生命、美しさを開く秘密」をテーマに韓国中部、忠清北道清原郡の五松で開催されていた「2014 五松国際バイオ産業エキスポ」が12日、閉幕した。 エキスポ組織委員会は同日午後、李始鍾(イ・シジョン)忠清北道知事、李彦九(イ・オング)道議会議長、李承勲(イ・スンフン)清州市長ら2000人余りが出席した閉幕式を開催した。 李知事はあいさつで「今回のエキスポは世界10大バイオバレーへの成長を目指す忠清北道の夢が実現できるという可能性を示すものとなった」と評価した。 先月26日に開幕したエキスポは、100万人近い入場者を記録するなど成功を収めた。組織委が当初、目標としていた入場者数70万人を大きく上回った。 国内外から約4000人のバイヤーが訪れ、約300社の企業と商談を行った。商談金額は国内が1500億ウォン(約150億円)、海外が10億ドル(1072億円)に達したほか、2000万ドル近い契約締結も行われた。 閉幕式は生命の鼓動と誕生、調和を意味する大太鼓公演やベリーダンス、打楽器によるアンサンブル公演で始まった。 続いて、160万人の忠清北道道民を代表する各界代表者が「バイオ首都、忠清北道・五松宣言文」に署名した。 宣言文には五松のバイオ産業を重点的に育成し、韓国を2020年までに「バイオ産業7強」に、五松を30年までに「世界3大バイオバレー」に育成する決意が込められた。 エキスポは来年9月に世界オーガニック産業エキスポを開催する忠清北道・槐山郡の「山小屋ナンタチーム」による公演で幕を閉じた。 李知事は「今回のエキスポの大成功は160万人の道民全員が作り出した偉大な合作品だ」とした上で、来年のオーガニックエキスポの成功に向け協力を訴えた。 sjp@yna.co.kr
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