【漣川聯合ニュース】北朝鮮が10日、韓国の民間団体が散布したビラを目掛けて銃弾を発射し、このうち2発が京畿道漣川郡の退避所に着弾したことが分かった。 漣川郡と陸軍によると、退避所の近くには民家があったが、人命被害は発生しなかった。  金圭善(キム・ギュソン)漣川郡守は聯合ニュースの取材に対し、「退避所に実弾が落ちたことが確認されたが、弾の種類や具体的な内容は管轄軍部隊で確認中」と明らかにした。 同日午前11時ごろ、韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体「自由北韓運動連合」は軍事境界線に近い京畿道坡州市の烏頭山統一展望台で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制を非難するビラ20万枚を散布した。 これとは別に同日、漣川郡で別の民間団体が風船によるビラ散布を行っていたことが分かった。 北朝鮮は同日、韓国の民間団体が北朝鮮に向けて飛ばしたビラを目掛けて14.5ミリ高射機関銃を数発発射した。韓国軍もK6機関銃40発余りを発射し対応射撃を行った。 yugiri@yna.co.kr
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