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ダウムカカオが発足 巨大IT企業誕生=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国検索サイト2位のダウムコミュニケーションとモバイル端末向けチャットアプリ韓国最大手のカカオが1日、統合新会社「ダウムカカオ」を正式に発足させた。 2社の合併は、韓国のIT業界において史上最大規模となるだけに、検索サイト最大手のネイバーがリードしてきた業界の勢力図にも大きな変化が出ると予想される。 前日終値基準のダウムの時価総額は約2兆1000億ウォン(2170億円)。ここにカカオの現在の企業価値を加えると、ダウムカカオの時価総額は10兆ウォンに達するとみられる。店頭株式市場コスダックで時価総額1位のバイオ企業、セルトリオン(約5兆ウォン)の約2倍の規模となる。 ダウムカカオは今年5月に合併契約に合意し、4カ月間、統合新会社の設立に向け準備してきた。ダウムがカカオを買収合併する形態を取るため、同社の発足とともに設立から6年でカカオは登記上消えることになる。 ダウムカカオはカカオの李碩祐(イ・ソクウ)代表取締役とダウムの崔世勲(チェ・セフン)社長が共同代表を務める可能性が高い。また、新会社の筆頭株主である金範洙(キム・ボムス)カカオ取締役会議長が同社の主要政策決定を主導していくとされる。 ダウムは合併を前に新たな検索サービスを次々に発表し、カカオは金融・決済・ニュースサービスなどに進出し「生活情報プラットフォーム」としての成長を狙う動きを見せた。 今後、ネイバーの牙城を崩せるか注目が集まる。 sjp@yna.co.kr