韓国海軍　艦内で部下にセクハラ行為の大尉解任

【ソウル聯合ニュース】韓国海軍の大尉が哨戒艦内で後輩の女性将校にセクハラ行為をしたとして、海軍第1艦隊の懲戒委員会が22日に大尉の懲戒解任を決定した。海軍関係者が23日、明らかにした。
　海軍本部を経て国防部長官が解任案を決裁すれば、大尉は強制除隊となる。
　この大尉は3月に哨戒艦内で女性少尉の肩を触るなどし、本人の承諾なく艦艇内の少尉の部屋に入った（住居侵入）罪で、今月17日に第1艦隊軍事裁判所から懲役2年6か月の実刑を言い渡されたようだ。
　また、同艦艇で勤務していた少佐も2月、同じ女性少尉に対するセクハラと暴言の容疑で立件されている。
　海軍は4月、こうした事件に対する指揮監督の責任を問い、艦長だった中佐を解任した。