ソン監督は作品について、「疎通と和解がテーマの作品。善人の男女が描く青春メロドラマと言ってもいいが、それよりもっと大きな話」と紹介した。主演のイ・ナヨンは出演に応じた理由について「いやになるほど切なくなる部分がたくさんある映画。そんな部分はいやだけれども感じなければいけない気がした」と笑った。カン・ドンウォンは、「特に演技が難しいキャラクターだった」と話した。実際に刑務所に足を運んだり、拘束された生活を理解するため手錠をはめて生活したなど、役作りのエピソードを語った。
イ・ナヨン の最新ニュースまとめ
ソン監督は、『力道山』製作後にNHKのドキュメンタリー撮影のため日本に訪れた際、原作小説に接したのがきっかけで映画制作に至ったと説明した。『力道山』以来、人間の疎通と救済に関する作品を撮りたいと考えていたところに、小説のテーマがしっくりきたのだという。『ラブレター』もやはり浅田次郎の小説を原作としているが、10ページほどの短編小説を韓国風に脚色するため、ほとんど新しくシナリオを書くような作業だったが、今回はベストセラー小説が原作という点で非常に負担感が大きかったと振り返った。
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