同部関係者によると、大学在学中に入隊した軍服務者全員に大学の教養科目または一般選択科目の9単位を付与する案が検討されている。
現在、全兵士約45万2500人のうち大学在学中に入隊した人は約85%の38万4700人余り。同関係者は「軍加算点制度の廃止で軍服務者に対する社会的補償が不十分になった。軍務経験の単位認定により在学期間を短縮でき、早期の社会進出が可能になる」と話している。韓国では公務員採用試験や公営企業入社試験で、軍服務を終えた人に対し服務期間に応じて加算点を与える軍加算点制度があったが女性団体の反対で2001年に完全に廃止された。
ただ、同部が検討しているこの案は、中学または高校卒業後に入隊した将兵、兵役の義務がない障害者や女性は対象外となり公平性に欠けるため議論を呼びそうだ。
同部は今月中に教育部との協議を経て、「学点(単位)認定等に関する法律」の改正を推進する方針だ。
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