朴大統領との会談に先立ち、クラッパー氏は国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官と、寧辺の核施設の動向などについて情報を交換し、対応策を協議した。また、情報機関・国家情報院の南在俊(ナム・ジェジュン)院長とも、北朝鮮の武力挑発に関連する情報を交換したとされる。
韓国政府関係者はクラッパー氏の来韓について、「北朝鮮による4回目の核実験の動きが加速化する中、韓国政府関係者らと北朝鮮の最新情報を共有するため」と説明した。
クラッパー氏は今年1月、上院情報特別委員会に提出した書面による証言の中で、北朝鮮が寧辺でウラン濃縮施設の規模を拡張し、プルトニウムの生産に使ってきた原子炉も再稼動させたと明らかにしていた。
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