映画『私たちの幸せな時間』　成熟した女性として帰ってきたイ・ナヨン

イ・ナヨンが映画『私たちの幸せな時間』の予告編とポスターで、より成熟した姿を公開した。

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長いウェーブの髪と憂愁に濡れた眼差しで、容姿から雰囲気まで成熟した女性に変身したイ・ナヨンは、映画の中でも“涙の演技”以上の深く豊富な感情を表現し、賛辞を浴びた。

イ・ナヨンが演じた“ユジョン”は、一見裕福で華麗に見えるが内面に深い傷を負っている“冷笑的”な性格の大学講師。
映画序盤から彼女は悪にとりつかれたように大声を出し、相手の気持ちを傷つけるような言葉をためらいもなく吐き出す“鋭い”演技を披露する。また、自殺に失敗した後、病院で目覚め「一体どうしてそんなことをするの」と問いかける母親に「だから誰が生んでくれと言ったの！死んじゃうように放っておいてくれればいいのに！」と叫ぶ。

そんな彼女は、悲運の死刑囚“ユンス”（カン・ドンウォン）との出逢いと共感を通じて、重大な内面的変化を経験する。その決定的なきっかけが、面会室での告白。制作陣たちもこのシーンを“イ・ナヨンの名場面”と挙げる。

彼女は独特なシニカルで理論的な口調で、“ユンス”の前で秘密を打ち明け、たちまち涙を流しながらこみ上げる感情を上手く表現しきった。そうかと思えば、ぽつんとキャンバスの前に座り、無心でユンスの顔を描き続け、ふと一筋の涙を流すシーンも見逃せないシーンだ。

イ・ナヨンはこの映画を通じて、冷笑的な演技から純化された感情演技まで、立体的なキャラクターを上手く演じたという評価を受けた。
トップスターイ・ナヨン、カン・ドンウォンカップルが描く感動のヒューマンロマンスドラマ『私たちの幸せな時間』は、来月14日に公開される。


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