韓米両国は2000年6月に締結された合意覚書に基づき、これまで朝鮮戦争戦死者遺骨発掘に関する資料交換などで協力してきたが、合同で遺骨の発掘作業を実施するのはこれが初めて。米国側は専門部隊の合同戦死者・失踪者確認司令部から考古学者や人類学者などを含む15人の専門発掘チームを派遣する。韓国側からは10~15人の発掘団が参加する予定。両国はこれまで収集した各種資料や証言を基に現地調査を行い、ソウル市・城山大橋南端、京畿道漣川郡・全谷、慶尚南道昌寧郡・牛浦沼地域一帯、慶尚北道漆谷郡の4地域を発掘地域に選定した。
朝鮮戦争当時韓国で戦死した米軍兵士は計5万4000人に及び、このうち8100体の遺骨がまだ確認されていない。
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