韓国国防部のキム・ミンソク報道官は同日午前の緊急会見で、「明白な安保理決議違反で、韓国と国際社会に対する重大な挑発」と指摘した。
韓国軍の合同参謀本部によると、ミサイルは中西部の平安南道一帯から東海に午前2時35分と同45分ごろにそれぞれ1発ずつ発射された。発射体は650キロを飛行しており、中距離弾道ミサイル「ノドン」とみられる。
金報道官は、核安全保障サミットや定例の韓米合同軍事演習などをけん制する狙いのほか、弾道ミサイルの発射能力を誇示する意図があると分析した。
韓国側は北朝鮮に挑発行為の中断を強く求めるとともに、さらなる発射可能性に備え、監視態勢を強化している。
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