国連婦人の地位委員会に出席した趙長官=11日、ニューヨーク(聯合ニュース)
国連婦人の地位委員会に出席した趙長官=11日、ニューヨーク(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】韓国女性家族部の趙允旋(チョ・ユンソン)長官が11日(現地時間)、旧日本軍慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産登録を目指す方針をあらためて表明した。米ニューヨークの国連本部で開かれた国連婦人の地位委員会に韓国政府の首席代表として出席した後、ニューヨーク特派員に対し意欲を示した。
 韓国や中国、東南アジアに分散している旧日本軍慰安婦関連の記録を調査し、2017年の世界記憶遺産登録に向け、2015年に申請する計画だ。
 趙長官はこの日、国連婦人の地位委員会に出席したオランダの首席代表らと会い、慰安婦問題に共同で対応する方策を話し合った。オランダ軍関係者の女性もインドネシアで旧日本軍に慰安婦にされたという証言がある。
 趙長官は12日、コロンビア大で韓国政府の女性政策と慰安婦被害者問題について講義する。13日はニューヨーク近郊の慰安婦碑などを訪れる。

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