女優パク・シネ(オフィシャル画像)
女優パク・シネ(オフィシャル画像)
韓国で4人に1人が観た大ヒット作、「7番房の奇跡」(原題:7番部屋の贈り物/配給:コムストック・グループ、配給協力:キノフィルムズ)が、2014年1月25日よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館他全国ロードショーとなる。

韓国映画「7番房の奇跡」のキャスト、公開日、あらすじ

 同映画は「アイ・アム・サム」、「ライフ・イズ・ビューティフル」、「リトル・ダンサー」と父子の物語を描き、多くの人々に感動を与えた作品に続き、現在という時代に生まれた父と娘の物語。

 12月20日ザ・ペニンシュラ東京にて、本作で父の冤罪を晴らすために奔走する娘イェスン役を演じたパク・シネの記者会見が行われた。白い可憐なワンピースに身を包んだパク・シネは、父への愛に突き動かされる本作の役どころを熱く語り、演技派女優としての一面を覗かせた。

<b>-パク・シネさんは成長した後のイェスンを演じるにあたり、難しかった点はありますか。</b>
子供時代の感情を引き継ぐために、できる限り子供時代の撮影が行われている現場に行きました。大切な父と娘の別れのシーンの現場に立ち会えなかったのですが、監督から仮編集の映像を見せていただき、その時の感情を掴むことができました。なぜなら映像と台本とは少しニュアンスが違っていて、映像をみて感情を受け継いでいきました。また私は擬似法廷で父親の冤罪を晴らすという役どころだったので、法廷での用語を自然と話せるようにするのは大変でした。でもイェスンの心になることで、自然に言葉が出てくるように演じられたと思います。

<b>-共演者の方とのエピソードはございますか。</b>
私は個人的にコミカルなシーンも少なく、出番も少ない方だったのですが、刑務所のおじさんたちを訪ねていくシーンで先輩たちとご一緒させていただき、その時、先輩たちがアドぶりで演技をされていて楽しかったです。

<b>-最終弁論のシーンは緊迫した雰囲気でしたが、撮影現場などのような感じだったのですか。</b>
最終弁論のシーンは、今でもそのシーンの事を思い返すと涙が出てしまいます。撮影の前日は緊張のあまり寝れないほどでした…。撮影の合間に感情が途絶えないよう、カメラに映っていないシーンでも先輩みなさん現場でイェスンを見守ってくださっていたんです。先輩がたのイェスンを応援する眼差しに支えられ、私もイェスンの感情を掴んだ状態で撮影に臨むことができました。撮影の雰囲気はとても厳粛な雰囲気でしたよ。

<b>-子役のカル・ソウォンちゃんについて。</b>
カル・ソウォンちゃんが演じるシーンにも現場で何度となく見ていましたし、台本の読み合わせは一緒にやっていました。周りの方からは二人がよく似ていると言われていました。

<b>-観客の感想について。</b>
大きくなってから、自分の父親と関係が疎遠になっていたけど、本作を観て父親との関係を見直したというコメントを沢山いただき嬉しかったです。韓国には母性を描いた作品は多いのですが、父性を描いた作品が少ないように思います。私自身、子供時代から父に懐いていて、今でもとても仲が良いので、本作が娘が父親の関係を見直してくれるイイきっかけになってくれていたらうれしいです。

<b>-来日は何回目ですか。</b>
数えきれないほど来ています。2009年以降は本当によく来ていて、プライベートを含めると10回以上は来ていると思います。温泉が大好きなんので、スケジュールが合わず、なかなか行けないのですが、いつも温泉に行けることを夢みています。また日本のスイーツはとっても美味しくて楽しみにしています。それから冬なので札幌の「雪まつり」にも行きたったのですが、今年はタイミングが合わないので、来年は必ず行きたいです!あと大阪のお祭りにも行きたいですね。

<b>-来年やってみたいことは?</b>
ことしは私にとってとても意味深い一年でした。本作だけでなく、ドラマや短編映画の撮影もあり、年はじめから忙しい一年でしたが、私の中の新しい一面を発見することができた素晴らしい年でした。来年は2月から3月から撮影をスタートする予定の作品を検討中です。近いうちに次回作についてみなさんにご紹介できると思います。楽しみにしてください。



映画「7番房の奇跡」予告編
映画「7番房の奇跡」予告編




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