国民向け談話を発表する鄭首相=28日、ソウル(聯合ニュース)
国民向け談話を発表する鄭首相=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は28日、情報機関の国家情報院(国情院)による大統領選介入疑惑に関連し、「政府は一連の疑惑に対し、実体と原因を明確にする。責任を問う必要があれば、決してためらわない」と述べた。
 政府ソウル庁舎で発表した国民向け談話の中で述べた。現政権で首相が国民に向けて談話を発表したのは初めて。
 国情院による大統領選介入疑惑に対し、政府が徹底かつ公正な捜査を行うという強い意志を示したものとみられる。
 一方、経済問題と関連しては、景気回復に期待を示し、「国会に上程されたままになっている経済活性化と経済関連の法案を一日も早く処理できるよう国会と政界の協力が絶対必要だ」と強調した。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0