判決後、東京高裁の前で記者会見を行う原告ら=23日、東京(聯合ニュース)
判決後、東京高裁の前で記者会見を行う原告ら=23日、東京(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】旧日本軍により強制動員され戦死した韓国人被害者の遺族9人と、生存する被害者のキム・ヒジョン(88)さんが、肉親らが靖国神社に無断で合祀(ごうし)されたとして日本政府と神社を相手取り合祀の取り消しなどを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は23日、原告全面敗訴の一審判決を支持し遺族らの控訴を棄却した。
 原告側は、靖国神社が1959年の4月と10月にキムさんや肉親らを合祀したことを知り、日本政府を提訴。日本政府が戦没者の氏名などを神社に提供したのは「行政サービス」との論理で棄却されると、2007年2月、靖国神社を被告に加えて合祀の取り消しを求める訴訟を起こした。2011年7月に一審の東京地裁で敗訴している。

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