尹長官は北朝鮮の核開発も批判。「自己破壊と繁栄のどちらかを選択すべきだ」と述べ、態度変化を促した。また、国際社会は北朝鮮に態度を改めさせるための努力を続けるべきだとし、「韓国と米国は北朝鮮に対話のドアを開いている」と述べた。
さらに、韓国が掲げる「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を通じて南北の信頼構築を目指す政策)について、「目的は朝鮮半島の平和構築と平和的な統一であり、これは単なる夢ではない」と説明。欧州の統合、米中の国交正常化、オバマ米大統領のミャンマー訪問など、不可能だと考えられていたことが実現したケースを例に挙げた。
また、朝鮮半島の恒久的な平和を実現するにはアジア・太平洋諸国との戦略的協力が必要だとし、その中でも特に中国との協力が重要だと強調した。
尹長官は26日から27日にかけ、岸田文雄外相やケリー米国務長官、王毅中国外相らと相次ぎ会談する予定だ。
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