【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)広報首席秘書官は15日、韓国有力紙・朝鮮日報に婚外子の息子がいると報じられた蔡東旭(チェ・ドンウク)検事総長が辞意を表明したことに関連し「辞表を受理していない。真実糾明が優先」との考えを示した。
 また、政界の一部で蔡氏の辞意表明の背景に青瓦台からの圧迫があったのではないかとささやかれ、検察の独立性を危ぶむ声が上がっていることについて、青瓦台関係者は「公職者の倫理の問題であり、検察の独立性の問題ではない」と強調した。
 朝鮮日報は今月6日、蔡氏が2002年にある女性との間に婚外子の息子をもうけたと報道。蔡氏は13日に辞意を表明した。蔡氏は報道は事実無根だと疑惑を否定している。

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