韓国映画「スノーピアサー」のキャスト、公開日、あらすじ
ルグラン氏と原作の絵を描いた作家ジャン・マルク・ロシェット氏は「第16回富川国際アニメフェスティバル」行事のひとつとして、京畿道(キョンギド)富川市(ブチョンシ)韓国アニメ映像振興院で開かれた「雪国列車」原作者記者懇談会に出席した。
ルグラン氏は「映画はまだ見ていないが、制作段階とシナリオを見て、どのような特徴部分が違った方向で制作されれば良い、と考えたことはない」とし「完ぺきな傑作だと考え、ポン・ジュノ監督の楽観主義的傾向も確実に見ることができた」と語った。
楽観主義を暗示する映画の結末と異なり、原作は悲観的なラストをむかえることについて「『雪国列車』1巻は、人々をほとんど絶滅させる内容で書き、亡くなったシナリオ作家ジャクロブ氏の既存のストーリーから3巻まで続けていく作業は大変だった」とし「4巻と5巻を書くのならば、希望のメッセージを込めることができると思う」と明かした。
5巻まで追加で作業する計画はあるのか、という質問に対してロシェット氏は「続けていくことについて、考えてみたい」と答えた。
現在、映画が韓国で大ヒットを記録していることについては「映画の大成功に加えて、アニメもよく売れている」とし「スタートが奇跡的だったため、終わりが悪いことは考えたこともない。これから、さらに良い成果が得られるだろう」と自信を見せた。
映画にエキストラとして参加した彼らは、撮影中のエピソードについても紹介。絵を描く自身の手を映画に登場させたロシェット氏は「たくさんの人たちの前で絵を描くのは、人生において最も大きなストレスだった」と吐露し、ルグラン氏は「白髭を生やしたように、砂をかぶって少しだけ出演したのだが、周りからはロシア人のようだと言われ、おもしろかった」と語った。
今後、コンビを組んでまた作業する可能性について聞かれると「作品計画ははっきりしていないが、可能性がないというわけではない」と明かした。
彼らはこの日午後、ポン・ジュノ監督と共に原作と映画を比較する富川国際アニメフェスティバル主催のイベントにも参加した。
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