党の幹部会議で発言する黄祐呂代表=5日、ソウル(聯合ニュース)
党の幹部会議で発言する黄祐呂代表=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国情報機関・国家情報院(国情院)の大統領選挙介入疑惑をめぐり与野党が激しく対立するなか、与党セヌリ党の黄祐呂(ファン・ウヨ)代表が5日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と与野党代表による3者会談を提案した。局面打開の突破口となるか注目される。
 青瓦台(大統領府)は黄代表の提案に「検討してみる」との立場を明らかにした。
 1日から国会活動をボイコットしている最大野党・民主党の金ハンギル代表も黄代表の提案に対し「青瓦台の公式提案があれば形式にこだわらない。積極的に検討する」と前向きな姿勢をみせた。金代表は朴大統領に単独会見を呼びかけていた。
 韓国検察は6月、大統領選に違法に介入したとして、元世勲(ウォン・セフン)前国家情報院長を公職選挙法違反や国家情報院法違反などの罪で在宅起訴した。元氏はインターネット上に民主統合党(現民主党)の文在寅(ムン・ジェイン)候補を中傷する書き込みをするよう職員に指示した罪に問われている。与野党は真相究明に向けた国政調査特別委員会の証人採択をめぐり対立している。

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