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ドラマ『美しき日々』などのヒットで韓流スターとして浮上したリュ・シウォンだが、自身も「韓流から始まり、今はその流れから脱却した」と話すように、日本では歌手として活躍し、2年連続の武道館公演、オリコンチャート1位獲得など、そのポジションを確実に固めてきている。
韓国でも2枚のアルバムを発表しているが成果を出せず、当時から音楽への想いが残っていたという。「今日のステージは、12年間の芸能生活の夢をかなえたよう」と話すリュ・シウォンに、肌で感じた日本での成功の秘訣などを聞いた。
-1ヶ月のツアーを終えた感想は
「寂しくもあり、すっきりとした気分でもあります。韓国での歌手活動は良い成績を残せず、ソロコンサートをしたいという未練がありましたが、それを日本で実現できました」
-3年目を迎える日本活動、その成果は?
「3枚のシングルと3枚のアルバムを発表し、1枚目と2枚目のシングルはオリコンのデイリーランキングで1位、週間ランキングでも2位になりました。韓国人男性歌手で2度の1位を取ったのは初めてのことです。2年連続の武道館公演、ドラマにも2本出演しました」
-日本での成功の秘訣は?
「徹底した企画力ですね。アピールしきれなかった人たちは、一回性の企画が多かったからでしょう。長期的な目で見て日本の好みに合わせ、日本のスタッフと仕事をすること。韓国では12年間事務所に所属しないで活動した私も、日本ではマネージメント会社と契約しました。ドラマで歌った曲を発売したり、日本の人気ミュージシャンがプロデュースしてくれたことも話題になりました。一連の過程で、時がうまくマッチしたおかげもあります」
-昨年の公演と変わったことは?
「昨年の観客は100%女性でしたが、今回は男性の姿が見られるようになりましたね。若い女性のファンもできました(笑)」
-韓流バブルが弾けていると言われるが、肌で感じることは?
「確実に以前とは違いますね。バブルが崩壊しつつあると感じています。今はテレビ局も、韓流スターの出演を減らしていく傾向にあります。僕も韓流からスタートして、今はやや脱却できたようです。現地化で成功したBoAやユンソナさんのように活動したいですね」
-日本語の実力がかなりのものですが、勉強はどのように?
「日本人スタッフに体でぶつかって習得しました。聞き取りは80~90%、話すのは50~60%くらい。ファンたちは下手な日本語のほうが喜んでくれます」
-5月のミニコンサートでは、1~2年間は女性と付き合わないと宣言したそうですが?
「22日でデビュー12周年になりますが、日本ではまだ新人。日本でがんばり、長く愛されたいという意味です。いつか時間と環境が整ったとき、穏やかで考え方が似ている人に出会えたら結婚します」
-今後の活動計画は
「まず8月はゆっくり休むつもりです。歌手活動は日本でだけ、日本での活動はこのコンサートが最後です。ドラマの話もあり、来年初めにはスクリーン進出も計画中です。国内では下半期、初めて映画に出演することになりそうです」
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
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