ドキュメンタリー「蜘蛛の地」
ドキュメンタリー「蜘蛛の地」
ドキュメンタリー「蜘蛛の地」が、来る10月10日から17日、日本で行われる「第13回山形国際ドキュメンタリー映画祭」国際コンペティション部門に進出したことがわかった。同映画の制作、配給会社であるシネマ月が明らかにした。

 「蜘蛛の地」は米軍キャンプ近くの旧歓楽街にひっそりと住む3人の元売春婦を描いた作品。キム・ドンリョン、パク・ギョンテ監督が共同演出した作品として、「第17回釜山国際映画祭」と「第15回ソウル国際女性映画祭」で上映され好評を得た。

 韓国国内のドキュメンタリー作品が、山形国際ドキュメンタリー映画祭のコンペティション部門に進出するのは、「蜘蛛の地」が初めてだ。

 同映画祭は隔年に開かれ、山形出身の世界的ドキュメンタリー監督、小川紳介を記念し「小川紳介賞」を授賞する。キム・ドンリョン監督は2009年、前作「アメリカ通り」で同賞を受賞した。

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